2022/06/09 01:10
本製品は上級者向けとなります。
メカボックスの分解やすり合わせ調整が必要な場合があります。
組込み、ご使用はお客様の責任で行ってください。
この製品はDTM-S専用です。特にスイッチはDTM-S以外で使用すると漏電、感電の恐れがありますので必ずDTM-Sでご使用ください。
製品は当工房の個体ですり合わせ動作チェック済ですが、DTM-Sの個体差よって若干の寸法差があることを確認しています。必ず下記の組込みと、動作チェック・調整をしてください。
組込み方法
1. メカボックスを分解し、トリガー、DTM-Sモジュールをメカボックスから外します。
2. 純正スイッチをDTM-Sから外します。
3. 本製品のスイッチに、付属のスプリングを取り付けます。
※画像の向きで、フック形状がスイッチ側、リング形状がDTM-S側になります。
4. スイッチの画像の部分に薄くシリコングリスを塗り、スイッチをDTM-Sモジュールに組込み、スプリングリング側をDTM-Sモジュールに取り付けます。
▼グリスを塗る箇所
5. DTM-Sをメカボックスに取り付け、ネジで固定します。
6. 専用トリガーにスプリングを取り付けます。
※画像のHの穴にスプリングを取り付けると、がおよそ実銃に近づけた重さになります(Hがおすすめです)。
また、画像のLにスプリングを取り付けると軽い引き心地になります。(トリガーの戻りが悪くなる場合は、画像の箇所の出っ張りを少しだけ削ってください)
7. トリガーをメカボックスに取り付け、一度ピストンを組み込まずメカボックスを閉じます(すり合わせチェックのため)。
8. 下記の項目をチェックします
①トリガーを引いて、スイッチが押されるか
②スイッチが押された状態で、カットオフレバーを上げるとスイッチが跳ね上がるか(トリガーがカクっとなるか)
③②の状態のままトリガーを戻すとカチッとスイッチがリセットされ、再びトリガーを引くとスイッチが押されるか
④トリガーを引かない状態でオートストップレバーを上げて戻したときにスイッチが元の位置に戻るか
⑤セレクタープレートがセーフティに入るか
⑥セーフティのときにトリガーを引いてもスイッチが押されないか
※③でスイッチが戻らない場合
メカボックスを開け、トリガーのレバーとスイッチの距離がタイトの場合はトリガーの画像の箇所をヤスリなどで僅かに削ってください。ほんの少しずつ、最初は塗装が剥げない程度で削ってください。(0.1mm削るだけでもかなり変わります)
※②でトリガーがカクっとなる感触が少ない(距離が短い)と感じる場合は、画像の箇所をわずかに削ることで引き切りのストロークが長くなります。(ほんの少しずつ削ってください)
9. 全ての項目で問題がなければピストンやスプリングなどを組込み再度メカボックス、本体を組み立てて完成です!